ぐんまの闘期講習

群馬県の高校入試などについて語るブログです。

2019年 群馬県高校入試予想問題 大問1解説

こんばんは。ツルマルの闘期講習です。

 

大学受験生の皆さん。センター試験お疲れ様でした。

 

中学生の皆さんはここからが受験シーズン本番ですね。

 

ということで、今日は先日の予想問題の回答と解説をしたいと思います。

 

※予想問題は個人の趣味で作成したものなので、解いた後のいかなる影響につきましても責任を負いかねます。

 

概要

問題の内容は2018年度の主な出来事に沿って、群馬県高校入試ではお馴染みの群馬に関する総合問題に仕立てています。

2018年度の群馬の出来事と言えば、草津白根山の噴火がありましたね。中学生に県内の災害に対して、関心を持っているかを試される可能性がある為、以下の項目は要チェックですよ。

・日本の災害の歴史

ハザードマップの見方

 

解説

⑴ 正解 : 近郊農業

関東地方には日本人口の約3割が集中しているので、その分食糧の確保が必要です。となると新鮮な野菜を人口の多い都心に供給する必要があるので、自ずと都心に近い県は野菜などの農作物の生産量が多くなります。群馬県のキャベツ・ほうれん草、茨城県のはくさい、千葉県のネギ・大根の生産量はもう一度確認しておきましょう。

 

⑵ A 正解: 環太平洋造山帯    B 正解: ウ

A:地震や火山活動が活発な場所は、造山帯に集中しています。世界の火山の位置と、地震の多い場所はもう一度確認しておきましょう!

 

B:2018年の問題に類似した問題です。昨年は東京オリンピック東海道新幹線の開通の関連性を試されていましたね。

今回の問題のそれぞれの年は、東京オリンピック:1964年、日露戦争:1904年、ラジオ放送:1925年、沖縄返還:1972年 となります。

関東大震災発生前に既にラジオ放送の重要性は言われていましたが、震災後再認識されました。災害が発生した時の情報伝達の重要性は昔も今も変わりませんね。

 

⑶ 正解: 例 常陸那珂港へのアクセスが容易になった。

見たままを素直に書けば良し!日本は海に囲まれている為、物を国内遠方や海外に運ぶ際は船舶を使う事が多いです。では内陸の群馬県が港まで物を運ぶ際には?高速道路を使う方法が速くて便利ですよね。群馬県から近い港は東京港、横浜港、常陸那珂港があります。北関東自動車道は東京・横浜へのアクセス以外に常陸那珂へのアクセスを容易にしているんですね。

 

⑷ 正解:エ

京浜に多くて、北関東に少ない工業の代表的なものと言えば?印刷ですね。東京は人口が多く、情報が集まる場所なので、出版・印刷が盛んです。従って資料ⅠのAは印刷が入ると考えられます。Bはどちらの工業地帯も高い出荷額を持っている品目になるので機械が入ります。

もし分からなくても、消去法で選択肢を絞り込めるようにしましょう!木材?京浜工業地帯ですよ。食料品が出版や金属よりも高いですか?などなど。選択肢として無理がある品目があれば消しましょう!

 

⑸ 正解: 例 少子高齢化により、労働人口が減少する。

これも見たままを素直に書けば良し!

2018年も少子高齢化問題が騒がれていたので、何らかの形で人口についての問題が出題される可能性があります。高齢者は労働人口には含まれないので、働く世代が減少することが少子高齢化の問題点になります。資料Ⅱでは比較的人口の多い50代から60代が10年後に労働人口から外れていく点に注目しましょう!

 

本番に向けて要チェックです!頑張って!